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伊東 玲（あきら）

三重県立津高等学校卒業、名古屋大学教育学部(日本教育史専攻)卒業、兵庫教育大学大学院(芸術系音楽)修了。日本教育史を篠田弘、教育方法を日比裕、音楽教育を真篠将、指揮法及び楽曲分析を保科洋、の各氏に学ぶ。
高校・大学時代に杉野茂氏に師事し文芸同人誌『かいろう』を主宰、その後、助川徳是氏、中井正義氏に文学的薫陶を受ける。大学院修了後、音楽教育史の研究を重ねながら初任の楠小学校で「合唱発表会」「グループ学習」などの実践研究をし、一方で県内唯一の吹奏楽部を発足して全国的な水準まで育てる。
さらに、母校の吹奏楽部や「むほR管楽アンサンブル合奏団」などの斬新な音楽表現で指揮者としても専門家に評価される。2007年には三重県から49年ぶりになるNHK全国学校音楽。
コンクール全国大会への参加を果たし、2008年には三重大学教育学部附属小学校第34次研究委員長として公開研究会に空前の1200人余の参会者を得て、学長からも高く評価された。中部大学現代教育学准教授として、若い教育者の育成に努める。その後、理想の教育の実現のために独立、伊東教育研究所を立ち上げる。
著書に、『音楽室のことば～子どもたちから教えられた言語活動の理想～』『唱歌教育と金津鹿之助～三重県における音楽教育の開始者～』『プロのための音楽授業づくり～合わせて音楽を楽しむ子どもたち～』『実際に役立つ指導案の書き方』など多数。
近著にamazonよりkindle版書籍「 見かけにだまされない教育や子育てへの警鐘: 本質的なアクティブラーニングとは 」が好評発売中。